介護施設では作成が義務化されている介護記録ですが、施設ごとでテンプレートの有無やボリュームなどに違いがあります。介護記録も業務の一環ですが、施設利用者の介護業務やその他雑務をこなしているうちにあっという間に定時となってしまい、残業をして作業にあたらなければならない場面も多いです。そのような時は、介護記録の作成に役立つツールを利用して作業効率化を図りましょう。
介護記録の作成で現場の課題となっていることの一つが紙文化です。本来、こうした記録はデータとして電子上に保管することが主流の時代にはなっていますが、現場で働く介護職達が電子機器の扱いに慣れていなかったり、ITリテラシーの問題などで介護記録を紙で作成・管理する現場が未だ多いのも現状です。そういった問題を解決するために、簡単に利用できる介護記録ソフトが近年では登場しています。PCだけでなく、スマホやタブレットといった手元で容易に操作できる端末でも利用可能なシステムが多く、利用者の情報を一元管理するのに適した作りとなっています。
ただ介護状況を記録するだけではなく、AIがそのデータを学習・分析して最適なケアプランの提案を行ってくれるツールも存在します。このようなインターネットを活用して介護記録を作成できるツールは、記帳に要する時間を短縮できるだけではなく、その他業務の効率化も図れる場合があります。現場の悩みを解決するためにさまざまなツールが出回っているため、興味のある方はぜひ調べてみてください。